社屋の防水…続き

防水

どうもこんにちは

ようやく特注の部材が入荷したので、社屋の防水の仕上げをやっていきます。

特注したのは何かと言いますと

塩ビシートの化粧材で、平坦になる防水を意匠的に見せる棒状のものです。

溶着材で貼り付けるのですが、やりづらいので仮止め程度に溶着材で点止めしました。

そのあとは両サイドをライスターで溶着します。

総数250m(2m×125本)、ピッチはシートジョイントとジョイント間のセンターに振りました。

塩ビシートの割付も予め屋根の妻側の両サイドが均等になる様にして、棒状の部材が偏りなく取付が出来るようにしてます。

部材の取付を完了し、この後は部材の重ね部にはを塩ビ用の液状シールを打ちます。

そして更に、色を塗ります。

これでやっと完成です。(翌日に足場払いでギリギリ間に合った笑)

軒先を0にしたので、一番危険な所の処理です。

写真では分かりませんが、3重の止水処理が施されてます。

これにより外壁から伝う水と軒先の角から浸入する水の2つをクリアしました。

今回の工事では意匠部材取付と塗装をした事により

容易に手直しが出来ない仕様となりましたが、

それは防水屋さんの社屋の屋根ともあって、将来において防水改修はしないという決意で設計をしました。

防水では板金屋根よりも耐久性が低いと言われてます。

それに反抗するように瓦棒屋根に似せたのも理由の一つでした。

ではでは。

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