貫通パイプの防水処理

防水

どうもこんにちは

シート防水における貫通パイプの処理は難しく、塗膜系と違ってとても重要ですね。

先日の現場では2種類の貫通パイプがあったので施工方法をアップしたいと思います。

・一つ目

配管系の貫通パイプ

配管が塩ビ管なので塩ビシート防水と相性が良く、パイプの根本をシートを熱溶着で伸ばしながら根巻します。

塩ビシートでの根巻が完了しました。

管とシートは接着してますが、さらに端部処理としてSUSバンドを締めました。

残りの配管カバーのラッキングカバーを撤去して取り換えます。

ラッキングを新設してもらって完成です。

・2つ目

昇降タラップの控えパイプです。

パイプ周りを三角シールで終ってる現場をよく見ますが、もう一工夫したいと思います。

写真は仮シールの状態

スポンジ系のバックアップ材を利用してもいいのですが、相手が丸いので塩ビパイプを高さ2cm程度に切り、パイプの外枠として仮接着させます。

塩ビパイプ内にシーリング材を充填。

シールのボリュームを確保し、シールの経年劣化による漏水を防ぎます。

さらに塩ビパイプの付け根にもシールを打ち、完成です。

パイプ周りの処理方法は色々ありますが、現場にあわせて加工していきたいと思います。

ではでは。

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