どうもこんにちは
外部周囲に足場を建てない単独の防水工事では、墜落制止用器具を掛けられるスタンション設置を求められる場合があります。
スタンションとはこんなやつ
![](https://waterproofing-tech.com/wp-content/uploads/2021/12/unnamed.jpg)
ただ改修工事では笠木の脱着、防水層撤去、新規防水等で何回もスタンションを取り外し・再取り付けを繰り返す事になります。
そこでこんなものを作ってみました。
![](https://waterproofing-tech.com/wp-content/uploads/2021/12/20211110_145825-800x600.jpg)
![](https://waterproofing-tech.com/wp-content/uploads/2021/12/20211112_150309-800x600.jpg)
鉄工所でポールとベースを溶接してもらい、塗装してみました。
これを屋上防水現場の床に四方設置・アンカーで固定し、親綱を張ります。
(アンカー頭のシールは露出防水の為、漏水対策です。)
![](https://waterproofing-tech.com/wp-content/uploads/2021/12/20211108_133042-800x600.jpg)
![](https://waterproofing-tech.com/wp-content/uploads/2021/12/20211108_133040-800x600.jpg)
![](https://waterproofing-tech.com/wp-content/uploads/2021/12/20211111_144135-800x600.jpg)
屋上周囲の端部作業中はこの親綱に墜落制止用器具のランヤードフックを付けます。
![](https://waterproofing-tech.com/wp-content/uploads/2021/12/20211125_100541-800x600.jpg)
![](https://waterproofing-tech.com/wp-content/uploads/2021/12/20211210_163601-1-800x600.jpg)
スタンションの設置場所は最後に防水するので後パッチになるのがデメリットですが、今までの立上りに設置するスタンションの煩わしさよりは全然ましだと思います。
来年からは墜落制止用器具はフルハーネス型が義務化されて防水施工時の背面ランヤード対策・安全対策について考えてみました。
ではでは。