どうもこんにちは
今回はスロープの防水を施工しました。
現在の滑り止めがリングではなく、連続したお椀型になってます。
この上から防水をするには、お椀の窪みを不陸しないといけません。
ただ下地を平滑にするよりは降雨時にタイヤのグリップ力を確保するため、お椀の形を多少残したいと思います。
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駐車場は運営しながらの施工なので、半分づつ作業します。
不陸する材料の樹脂モルタルの接着性を高めるプライマーを希釈別に2度散布しました。
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ゴム鏝で擦り付けていきます。
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お椀の形を少し残した状態で不陸調整が完了しました。
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ここからもう一度下地調整としてペースト状の樹脂モルタルを塗っていきます。
![](https://waterproofing-tech.com/wp-content/uploads/2023/01/20221025_094448-800x600.jpg)
これで防水下地が完了です。
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メーカーの防水仕様で1層目はウレタン防水を塗っていきます。
坂になってるので平場用の材料にダレ止めを入れて流れないようにします。
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ウレタン塗布完了。
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防水2層目はFRPの施工です。
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下地にお椀の形が残ってるので、脱泡作業に時間がかかりました。
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FRP1層目完了。
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続けて防水3層目のFRP2層目。
FRP1層目と同じ内容で施工します。
スロープの残り半分を施工する時のマット重ねは順序良くFRP1・2層目を重ねる事を考え
1FRPマットを10cmほど短く貼ります。
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FRP2層目と同時に専用の砂(滑り止め)を撒きます。
![](https://waterproofing-tech.com/wp-content/uploads/2023/01/20221028_114957-800x600.jpg)
FRP2層目完了。
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ビニルエステル樹脂で上塗り。
最近の樹脂は硬化促進剤が混入済なので事故がなく、安全になりました。
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最後にトップコートを塗ります。
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全工程完了。
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防水を施工した場所を車が通行出来るまで1週間ほど期間を空けて、残り半分を施工します。
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残り半分の施工も終えて完成です。
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施工不良を除く防水不具合のほとんどは下地にあります。
今回は防水の上に車が通行するので下地作りには左官屋さんと相談する等、十分気を使いました。
普段の防水での下地作りを疎かにしないよう、気をつけたいと思います。
ではでは。