どうもこんにちは
タイトルの通り、防水端末押えに使うアングルをFRPで作成してみました。
まずはこちら現場の現況になります。
防水はFRPでウッドデッキで仕上げてあります。
見た通り漏水の原因は通し柱の根元にありますが、防水層の軒先に取付けてあるアルミアングルのビスからも漏水してる可能性があります。
経年でビスが浮いてる所もありました。
単に同じ仕様で補修をしても将来同じ結果になるのでオリジナルで防水施工を考えます。
樋に雨水を流すためにL型で垂れ曲げ物が必要なのでFRPでLアングルを作り、後で押さえるのではなく先行取付をしてからアングルの上に防水施工をしようという作戦です。
それでは作成します。
アングルとなる型枠で入隅にシールを打ってRをつけます。
ガラスマット450を型枠に当て、樹脂で固めます。これを1本につき3プライ。
そして脱型後。
では現場に戻りまして、高圧洗浄・下地ベニア新設・FRP製アングル取付をします。
この後はアングルの上からFRP防水を施工していきます。
この時、FRP製のアングルジョイントの増貼りを忘れず行います。
施工途中は省き、完成です。
柱は板金を巻く予定なので端末シーリングで十分かと。
立上りの端末は既製品のアルミ製を使いましたが、常に水がかかる軒先の雨仕舞いは完璧となり安心感が増しました。
このあとウッドデッキと手摺り・軒天を復旧して終りです。
先日のお風呂もそうでしたが、FRPは思い通りに制作が出来るので可能性が広がります。
ではでは。